柵のなか 闇のなか
安全で
ぬくぬくとした
柵の中も
あるかもしれない
だけど
もし窮屈で
苦しくて
なにかを叫び出しそうな自分を
必死で抑えているのなら
私が私を
救ってあげよう
たくさんのことを
我慢して
いつか理解しあえると
期待して
こころも体温も
どんどん冷えていく
たくさんあったはずの情熱も
よろこびも
笑顔も
なくしてしまったのは
年齢のせいなんかじゃない
あなたがまた
笑えますように
あなたがあなたを
生きられますように♡
花音
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ヤギはきっと、
なにも考えていないと思うけれど(笑)
柵の中の、憂いを帯びた瞳に
昔の自分が重なりました。
今、どこかで悩み苦しんでいる
あの頃の私のような人に
届けばいいなと思います。